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ブラマンク(モーリス・ド・ブラマンク/もーりす・ど・ぶらまんく)

ブラマンク(Maurice de Vlaminck、モーリス・ド・ブラマンク)は、1876年4月4日にパリで生まれた画家である。

幼少期に父の友人から油絵の手ほどきを受けた後ほぼ独学で絵画を学んでいたが、若い頃は自転車競技の選手や楽器奏者をしながら生計を立てており、画家を志し始めたのは1900年に画家のアンドレ・ドランと出会い共同でアトリエを借りてからである。

1901年にゴッホの大回顧展で深い感銘を受けたブラマンクは、その影響を強く受け自由奔放な極彩色かつ大胆な筆遣いでドランやマティスらと共にフォービズムの中心を担っていく。1906年にセザンヌの作品から強い刺激を受けてからは、徐々にセザンヌ及びキュビズムの影響が色濃く表れた構図や暗い色彩へと変遷していく。代表作の一つである「赤い屋根のある風景」がちょうど過渡期にあたる作品である。

しかし第一次大戦を機に排他的な意識が頑なになり、作風もフォービズムやキュビズムといった流れから離れ、独自のスピード感溢れる筆致や重厚で力強い色彩を用いた作風を確立していった。パリ万博での個人展を成功させたりなど、現代絵画界をけん引してきた巨匠の一人と言える。

1958年10月11日に死去。82歳であった。

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