あなたとアートをつなぐ、名古屋の画廊 松徳

榊莫山(さかきばくざん)

本名:榊齊(さかきはじむ)1926年2月1日-2010年10月3日

1926(大正15)年、現在の三重県伊賀市に生まれ、少年時代から書や絵画に関心を抱く。

中学時代に書を松永楳園に、油絵を佐々木三郎に学ぶ。

第二次大戦後、榊は辻本史邑に師事して書家としての歩みを始め、日本書芸院展、関西綜合美術展、奎星会展などに出品して注目を集めた。

しかし、1958(昭和33)年に所属していた団体を脱退、以後は個展を作品発表の場とする。

「土」、「女」、「樹」などの漢字一文字を大胆に扱った作品を経て、1970年代後半から自身の詩・書・画による作品を発表。こうした作品によって、現代の文人と称され、おおらかでユーモラスな風貌とともに多くの人々から支持された。

また、書だけではなく、篆刻、絵画、写真なども手がけ、多くの芸術家たちと交流を重ねた。

さらに、中国や日本の書史を深く研究し、そうした活動や研究の中で独自の芸術観を確立。

他に例のない独自の芸術世界を築いた。