あなたとアートをつなぐ、名古屋の画廊 松徳

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甘い香りは誰のもの?

2014/01/23

当画廊から地下鉄で一駅先に、名古屋市科学館があります。

現在、科学館では「チョコレート展」が開催されているので、

早速足を運んでみました。

 

特別展示スペースの受付前から、チョコレート特有の甘い香りが立ちこめています。

残念ながら試食コーナーがあったりはしなかったのですが、

チョコレートで作った大きくて精巧な彫像からの香りだったようです。

普段なにげなく食べているチョコレートが、どういった歴史を経て伝わり

どんな工程を経て私たちの元へやってくるのか。

実はとても奥深い食べ物だと感じさせられる展示会です。

 

巷では、もうバレンタイン商戦が始まっています。

近頃は友チョコや逆チョコなどという風習も広まり、

もはやバレンタインは女の子のためのチョコレートイベントになっていますね。

展示スペースを出たところにある物販コーナーでも、

友チョコの為のレシピが数種類置かれていました。

その本では、たくさんの友達に配れるものをという想定なのか

20人分が作れるレシピになっていました。

友達みんなで思い思いのチョコレートスイーツを作って持ち寄り、

賑やかに話を弾ませながら食べるのでしょうね。

 

私は不器用なのと無精なのとで自作はあまりしませんが、

バレンタイン前のこの時期、デパートなどの催事コーナーでは

日頃は目にする事のない様々なチョコレートがずらりと並ぶのを

眺めながら(時には試食をしながら)主に自分チョコを探すのも楽しいです。

ここ数年ずっと気に入って買っているものがあるので、

今年もちゃんとゲットできるように早めに行かなくちゃと

既にそわそわしています。

 

元々、2月14日に女性から男性へチョコレートを送るという習慣は日本独自のものでした。

もちろん、男性で甘い物が好きな方もたくさんいらっしゃるでしょう。

でも、甘くビターな香りとともに口の中で滑らかにとろけるチョコレートは

女性だって大好きですよね。

特に、近年はむしろ女性受けの良さそうなデザインのものが大半を占めています。

いわゆる西洋でのバレンタイン・デーとは違う形で始まった習慣が、

時代を経てさらなる変化をしていくのも自然な文化の流れだと思います。

せっかくなら、時流に乗らなきゃもったいないですよね。

チョコレートを愛する全ての人達が、甘やかな口溶けに酔いしれますように。