(1925年-)
洋画家。愛知県生。
画家を目指し上京後、東京芸術大学油画科に入学。
在学中、安井曾太郎、小磯良平、山口薫らの指導を受ける。
1953年同校を卒業。最優秀卒業生に与えられる大橋賞を受賞。
常に自然の美しさを表現し続け、ヨーロッパの美しい風景を独自の視点と点描画法で描き続けた。
その作品の写実性に富んだ描写は、こだわり続けた風景画にまさに真髄が落とし込まれており、
見るものに溜め息を付かせる程の美しさを表現している。
様々な賞に出品後、その描写技術に磨きをかけるため、1969年にヨーロッパとエジプトに半年滞在。
その甲斐あってか、2年後には新鋭選展優賞受賞。
東京芸術大学美術学部教授を歴任し、1994年紺綬褒章受賞。1999年勲三等瑞宝章受勲。と美術界においての貢献も素晴らしい。